別に今に始まったことでは全然無いですが、何か面白いことを書こうと思っても結局うまく行かないのであきらめ気味です。うーん。
そんな些事はさておき。
昨日は初音ミクの誕生日でしたね(うちの子じゃないので特に何の用意もしてないですが)。めでたいことです。ボーカロイド界隈に色々不穏な空気もあったりなかったりするようですが、そんなものは全部吹き飛ばしてさらに発展していくといいです。
思えば、ボーカロイドの普及もすごいですよね。
はじめて「ボーカロイド」という言葉を知ったのは五年ほど前になりますか。MEIKOとKAITOが出た頃ですね(興味本位で買ってみたDTMマガジンに載ってた)。まあその頃はまだ私も若かりし頃(高校時代)だったんですが、現在のようなシーンが到来するなんて夢にも思いませんでした。というか、ニコのアカウントをとってこの目で見るまでは「ボーカロイドがブーム」という事態さえ信じられませんでしたね。噂程度は耳にしてたんですけど。
うろ覚えですが、そのMEIKOとKAITOが載っていた号のDTMマガジンの記事では「プロの制作現場でも補助的に使えるよ!」ってなニュアンスで、なんというか…「音楽関連の仕事でもしていない個人が使うにはあまりにもマニアックなツール」という印象を十代の私は受けたわけですよね。いや、実際欲しかったですけど。
その「マニアックなツール」がブーム? 何それ? って昨年春頃に話を聞いたときには思ってましたし(初音ミクの存在を知ったのはその結構後ですが。ずっとMEIKOだとかKAITOのブームだと思ってた)、しかも絶対一過性のものに違いないと思ってました(実物を見てたわけでもないのにね)。
だって、だってですよ。DTMだとかボーカロイドとかいった傍目からみた「マニアックな」趣味だとかツールだとかが普通の人に理解されるはずないと思うじゃないですか。いくら新しいボーカロイドだって、まだまだ自然な歌声には遠いはずだから、きっと聴いたら違和感覚えるだろうし、DTMだって決して一般的な趣味ではないですよね。だからきっと「ボーカロイド」という存在そのものが好奇の視線を浴びているに過ぎないんだろうな、というように思ってたわけですよ。蓋を開けてみたらあら不思議、全然違ったわけですが。
ミクの業績っていうのはきっと、ありとあらゆる音楽に発言の機会を与えてくれたということでしょうね。無数のジャンルという縦糸が、初音ミクという横糸で編まれていく。そうやってボーカロイドの世界が広がっていく。で、「ボーカロイド」というパスポートを持っている限り、その世界にはどんな種類の音楽でも参入可能なのです(原理的には、ね)。メジャーだろうがマイナーだろうが無調だろうがミクトロニカだろうがVocarockだろうがミクツバウだろうが、少なくとも誰かはその音楽に耳を傾ける。話を聞いてくれる。返答があるかどうかはわからないけれど、少なくともそういう土壌がある。私の作る変な毛色の音楽だって聴いてくれる人がいる(はず)。
現在こういうような状況になったのは、やはり初音ミクがいたからだこそと思います。
ミクはやはり偉大なのだなあ。
P.S.この文章を書いていて、なぜかいとうせいこうの『ノーライフキング』を思い出しました。無機の王とミク、イメージが重なるのかな?
以下、コメ返信
08/27 10:04
>UTAU講座とか、飴屋Pの出した動画のUTAU新機能(mode2、連続音)は閲覧しておくといいと思います
今度時間のあるときに見てみようかと思います。しかしながら結局使いこなせない公算大です。