「雑記(近況報告)」カテゴリーアーカイブ

Wandering Sandbox / 「時のオルゴール」

あけましておめでとうございました。
冬コミC103に参加しておりました。
Wandering Sandboxというミニアルバムです。めずらしく全編ジャジ~な感じです。
■頒布情報:
C103一日目(12/30(土))
東セ-46b Cafe Rainbirdミニアルバム「Wandering Sandbox」
頒布価格 JPY500
作詞・作曲 Café Rainbird

1. ジグソーピース・ラグ
2. さまよえる公園*
3. キメラとモノローグ (作詞:灯火はこ、)
4. マジックアワー

*instrumental

とらのあなにて委託中です。
https://ecs.toranoana.jp/tora/ec/item/040031126510/
それと、「時のオルゴール」のストリーミング配信が開始しました。
イラストDear Daily Delusionsと同じく時田さんです。
今年で公開から15周年…早いものですね。
これからも粛々とCDを出してまいりますのでどうぞよろしくお付き合いのほど。

Romatic Ambivalence / 夏コミ(C102)情報

夏コミで新譜が出ます。
珍しく攻撃的(?)なラインナップになっていて、SynthVテトを使ったりしてます。
乞うご期待でございます。
■頒布情報:
C102ニ日目(8/13(日))
東オ-25a Cafe Rainbird

アルバム「Romantic Ambivalence」
作詞・作曲 Café Rainbird

1. Firestarter (prologue/instrumental)
2. 砂糖とスパイス
3. 反世界の恋人
4. ネクロマンサー
5. アンヘドニア
6. The Tower
7. Pandemonium
8. Eternal Rest
9. Game is over(epilogue/instrumental)

例によって書店に委託予定です。どうぞよろしく。

色々なものが終わりを告げ

年の瀬ということで。
色々なものが終わった一年でありました。
親しかった人が遠くへ行ってしまったり、沢山の関係性というものが終わってしまいました。
どうにもまめな方ではない(その資質に圧倒的に欠けている、と申しましょうか)ので、一旦疎遠になったらもうそれっきりというパターンが圧倒的多数です。

とはいえ今年はまた、ポジティブな意味で終わらせた年でもありました。
作品を完成させるというのは、ある意味で作品の可能性を断ち切ること。特定の可能性を選び、残りの可能性を棄てるということですから、いくつもの終わりに立ち会ってきたわけです。
同人誌を出したり、公募に応募したり、比較的建設的な作業に従事できたのはよかったように思います。

今年も中途半端な中二階的状態を脱するに至らなかったけど、まだまだ生きていかねばならない。

どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

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世間ではもう12月が来ましたね。

すっかり冬の候ではありますが、特に意味もなく「部屋のストーブをつけないトライアル」を続けております(断熱機構が発達しているので意外に問題がない)。別に、しようと思ってしているわけでもないので、やめようと思ったときにやめるのでしょう。

2015年を振り返ると、公募に応募したりなんかしたりして案外生産的ではありました。同人誌なども出しました。人と組んでゲームなんてものも作っていたりします(@bit_bad_company)。作曲したりシナリオ書いたり諸々。
人と組むことの良い点は、自分自身が推進力を持っていなくてもいいということであります。私のやる気は人を動かすほどの推進力がありませんで、大変楽をさせていただいています。

昨年も私の人生における結節点ではありましたが、今年もまたこれ以上にないというくらい折れ曲がった年であったように思います。どこかに向かおうとして、どこにも到着しない。果たして人生というものは螺旋を描いているものかしら。

海の波というものは、あれは縦方向の動きが横に伝わっているだけだといいます。海水は垂直方向の動きを繰り返すだけで、水平方向に移動しているわけではないのです(海面に漂うビニール袋のようなものを想像していただきたい。波があっても、流れがなければ移動していかないでしょう?)

今年は久方ぶりに文芸活動に精を出して何編か短篇を上げたわけでした。大学生時代から長期にわたって罹っていた文学的熱的死の状態から回復したわけです。いったい何が手がかりであったか、と思うと「意味」というものに頓着しなくなったという点があるかなぁと思います。
これまでは作品の構成に必要のないものはなるたけ入れたくない、と思っていたわけですが、その制約を取っ払った、つまり必要のないものもガンガン入れろ――とまでは参りませんが、まあ必要かどうかは後で考えるぐらいにしたのです。その結果、文学的閉塞状態からなんとか形式上は抜けだし、随分久方ぶりの新作ができあがった次第です。
作品というものはある種の構築物ですから、ある意味で空間に要素を配置していく作業であるといえなくもないわけです。過去の私にはあたかも「自然は真空を嫌う」てな具合に、何もない空間というものを嫌っていて、なんとか不可欠な要素(つまり「意味」を持つ要素)のみで作品を構成したいという欲求がありました(不幸なことに、一部の作品ではそれはうまくいっているように見えました)。しかしながらその方向性を突き詰めると生憎のことに作品そのものが完成する前に窒息してしまう――という自己破壊的な運命を同時に抱えていました。
今回はその「不可欠な要素」の定義を若干緩めたおかげで、作品が窒息せずに無事に完成することにあいなったわけです。一見「無駄」な空間が必要だった、とでもいうのでしょうか。
だけれども、この規制緩和はあまり進めすぎないように注意をしようとは思っています。この文章のように、とりとめがなくなりすぎますからね。

こうして私の2015年は暮れていくのです。

全ては徒然なるままに。

来年こそ

2014年もほぼ終わりかけなので、簡単に。

 

2014年の終わりを無事に生きて迎えることができて良かったと思います。振り返って見れば、色々な方にご心配や迷惑をかけ通しだったなあ、という一年でした。破綻や不調がありつつもなんとか年越しを迎えられたのは、ひとえに直接・間接に支えてくださった方々のおかげです。

また今年は出逢いの年でもありました。twitterや様々な経路を通じて。音楽に限らず文芸や専門分野、様々なチャンネルを通して知己を得たことを嬉しく思います。

公私共々、関わってくださった沢山の人々に感謝しつつこの一年を終えたいと思います。

今年は休息の一年でしたが、来年こそ色々生産的な活動に取り組む所存です。

どうぞ来年もよろしくお願いいたします。

 

rainyday